メールマガジン「ベトナム株・経済情報」
VOL.460
2018.01.17

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2018年度上半期版 ベトナム上場企業時価総額TOP50社データブック 発売中

データ更新：2017年12月31日
財務諸表更新：2017年9月30日
ページ数：100ページ
書籍ファイル：セキュアPDF（印刷・コピー等制限版）
価格：5,000円

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有料会員向けコンテンツ「注目上場企業レポート」
700社近くあるベトナム上場企業の中から、編集部が注目企業をピックアップ。
企業の注目ポイントや3年間の詳細財務データを含む解説レポートを隔週配信しています！

ビンチャイン建設投資[BCI]、コテック建設[CTD]、ぺトロベトナム化学肥料[DPM]、
ダットサイングループ[DXG]、エクシムバンク[EIB]、FPT情報通信[FPT] 、
テーゾイジードン投資[MWG]、リー冷蔵電気工業[REE]、サイゴン証券[SSI]、
ビンホアン水産[VHC]、ビナミルク[VNM]を＜無料公開中＞！

さらに今週は、ペトロリメックス[PLX]の最新レポートをアップしました！

これまでに計46銘柄の詳細レポートを掲載しています。
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ペトロリメックス[PLX]は・・・国内最大規模のガソリンスタンド網
(5200か所)を運営。シェア49％を握り、ガソリンスタンド1か所当たりの
販売量は他社の1.5倍。アスファルト市場でシェア40％の最大手、
潤滑油市場では2位のシェア12％。

＜その他掲載銘柄＞

アジアコマーシャル銀行[ACB]、ビンチャイン建設投資[BCI]、
ビンミン・プラスチック[BMP]、バオベトグループ[BVH]、
ホーチミン市インフラ投資[CII]、コテコンズ建設[CTD]、
ヴィエティンバンク[CTG]、テーゾイソー[DGW]、
ハウザン製薬[DHG]、ぺトロベトナム化学肥料[DPM]、
ドンフーゴム[DPR]、ダナンゴムタイヤ[DRC]、
ダットサイン建設不動産サービス[DXG]、エクシムバンク[EIB]、
FPT情報通信[FPT]、ペトロベトナムガス[GAS]、
ホアン・アイン・ザライ[HAG]、ホアファット鉄鋼グループ[HPG]、
ホアセン鉄鋼グループ[HSG]、キンバックシティーグループ[KBC]、
キドグループ[KDC]、カンディエン不動産[KDH]、
軍隊商業銀行[MBB]、マサンインベストメントグループ[MSN]、
テーゾイジードン投資[MWG]、ナムロン投資[NLG]、
ペトロベトナム・第2ニョンチャック電力[NT2]、パングループ[PAN]、
ペトロリメックス[PLX]、フーニュアン・ジュエリー[PNJ]、
ペトロベトナム・ドリリング[PVD]、ペトロベトナムテクニカルサービス[PVS]、
リー冷蔵電気工業[REE]、サイゴンビール・アルコール飲料[SAB]、
サイゴン証券[SSI]、チャファコ製薬[TRA]、ベトコムバンク[VCB]、
ビグラセラ[VGC]、ビンホアン水産[VHC]、ビングループ[VIC]、
ビナミルク[VNM]、ビナサンタクシー[VNS]、VPバンク[VPB]、
ベトナムコンテナグループ[VSC]

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CONTENTS

01. 国家証券委員会草案：法定預託率を引き上げ、市場にどう影響するか
02. 週間☆アクセス数上位ランキング！
特集（2018年1月15日～2018年1月21日）
03. 噂のうわさ話
ナムロン投資[NLG]
04. サイゴン・街角風景　　
「ベトナム代表がサッカーで勝つと」

01. 国家証券委員会草案：法定預託率を引き上げ、市場にどう影響するか

国家証券委員会(SSC)が発表した信用取引(証拠金取引)を
定める通達第87号/2017/QD-UBCKの改正草案によると、
同機関は法定預託率(取引金額に対する顧客資産の割合)を
現行の 50％から60％に引き上げる予定。

草案が承認されれば、投資家は証拠金取引を行う際、
取引金額の60％以上の証拠金を預託しなければならない。
証券会社は顧客に対して取引総額の40％を貸し付け、
残りの60％は顧客の資産とする。

法定預託率の引き上げにより、証券会社による信用取引向けの
資金貸出が抑制されるため、株式市場への流入資金が減少し、
VNインデックスの伸びが抑制されるとの懸念も広がっている。
これに対して、SSCのチャン・ズン会長は、法定預託率の
引き上げは国際基準に基づくものであり、証券市場に
影響することはないとしている。

ズン会長は、「国際基準に従い、2011年に法定預託率を
60％に定めたが、市場が低迷した2013年に市場刺激策として
50％に引き下げた。現在は市場が活性化しているおり、
市場安全性の確保に向けて法定預託率を再び引き上げる時期だ」と述べた。

なお、2017年末時点における信用取引向けの貸付金残高は、
市場全体の時価総額の1％に相当する38兆VND(約1860億円)に達した。

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02. 週間☆アクセス数上位ランキング！（2018年1月15日～2018年1月21日）

このコーナーでは、前週のベトナム株・経済情報（www.viet-kabu.com）の
アクセス数の多かった記事を紹介いたします。

1 位 ビンG、2018年も小売店舗数を拡大へ
[2018/01/15 16:19 JST更新]
https://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/180115134049.html

ビングループ[VIC](Vingroup)は2018年も店舗網の拡大を進め、
全国でスーパーマーケット「ビンマート(VinMart)」および
「ビンマート+(VinMart+)」の店舗数を計3000店舗まで増やす計画だ。

VICは2017年12月中に全国11省・市で「ビンマート+」100か所を
オープンした。同社は現在、全国で「ビンマート」および
「ビンマート+」約1000か所を展開している。

2016年の小売事業による売上高は6兆5150億VND(約320億円)、
2017年1-9月期は10兆VND(約495億円)余りだった。

2 位 サザンバッテリー、17年業績(推計)と18年見通し－今後3年の成長率予想・投資評価
[2018/01/19 14:28 JST更新]
https://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/180119130329.html

ホーチミン市証券[HCM](Hochiminh Securities)の推計によると、
サザンバッテリー[PAC](Dry Cell And Storage Battery＝Pinaco)の
2017年業績は、売上高が前年比+15.4％増の2兆6440億VND
(約128億円)、税引後利益が同▲30.7％減の1302億VND
(約6億3000万円)の増収減益だった。

増収の要因は販売量の増加や販売価格の上昇によるものだ。
ただし、生産コストが大幅に増えたものの、競争力向上に向け
販売価格の引き上げ幅を抑えたため、売上総利益率が減少した。

2017年の1株当たり利益(EPS)は2521VND(約12.2円)、
株価収益率(PER)予想は19.6倍。

2018年業績見通しは、売上高が前年比+12.7％増の
2兆9810億VND(約145億円)、税引後利益が同+5.8％増の
1377億VND(約6億7000万円)の増収増益。EPSは2666VND(約13円)、
PER予想は18.5倍。

PAC株51.43％を保有するベトナム化学[VINACHEM]
(Vietnam National Chemical Group＝VINACHEM＝ビナケム)は
PAC株の保有比率を50％未満に引き下げる計画。HCMは、
この出資金回収が今年下半期に株式競売を通じて行われ、
PAC株価を押し上げる要因になると予想。

PAC株10.54％を保有する古河グループ傘下で各種バッテリーや
蓄電池、電源装置などの製造を手掛ける古河電池株式会社
(神奈川県横浜市)はPAC株の保有比率を24.9％に引き上げる
可能性がある。このほか、国内投資家1組もPAC株取得の意思を示している。

PACは現在、電池市場でシェア50％、バッテリー市場で
シェア45％を握っている。同社は新たなバッテリー工場を
建設し、年産能力を300万kWhへと+50％引き上げる予定。
投資総額は1兆2000億VND(約58億円)。

HCMによると、今後3年間の年平均成長率は販売量が+10％、
販売価格が+3.5％、売上高が+13.5％、利益が+11.0％となる見通し。
また、PAC株の理論株価を1株4万5326VND(約220円)と評価しており、
投資評価を「ホールド(Hold)」で維持した。

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03. 噂のうわさ話

※くれぐれもお取り扱いにご注意ください！！
現地投資家は何を考え、何に基づいて投資をするのか？
いろいろと推察しながら、しかし、あくまでも「噂として」お楽しみください。

※こちらの記事はグローバルリンクアドバイザーズ株式会社が、
毎週有料会員向けに配信しているメールマガジン「ベトナム株・経済情報」の
過去記事をご提供いただいたものから「ベトナム株・経済情報」が独自に選んだ、
おもしろい噂を組み合わせて掲載しています。

●グローバルリンクアドバイザーズ株式会社については、こちらをご覧下さい。
http://www.gladv.co.jp/members/vietnam/index.html
●「ベトナム株通信」については、こちらをご覧下さい。
http://www.viet-kabu.com/magazine/ad/global/index.php
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ベトナム現地投資家のうわさ話・ナムロン投資[NLG]・の巻！

(2018年1月24日発行ベトナム株通信第3367号)
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■■■ナムロン投資[NLG]■■■
―17年増収増益、証券会社が理論株価引き上げを示唆―

ホーチミン市で中高級住宅開発に特化する不動産開発会社、
ナムロン投資[NLG](Nam Long Investment)の2017年業績
(連結)は、売上高が前年比+24.8％増の3兆1613億VND
(約153億円)、親会社株主帰属利益が同+55％増の5350億VND
(約26億円)と増収増益だった。

2017年業績に大きく貢献した案件としては、住宅区
「ミズキ・パーク(Mizuki Park)」案件(ホーチミン市7区)、
「フジ・レジデンス(Fuji Residence)」案件(同市9区)、
「キキョウ・レジデンス(Kikyo Residence)」案件(同)が
挙げられる。中でも利益率の高い住宅区「ミズキ・
パーク(Mizuki Park)」案件による売上高が8380億VND
(約41億円)で、売上高全体の27％を占めた。

バンベト証券[VCI](Viet Capital Securities＝VCSC)は、
2018年の親会社株主帰属利益を前年比+24％増の6620億VND
(約32億円)と予想。また、NLG株の投資評価を「買い(Buy)」とし、
理論株価を大きく引き上げる可能性が高い。

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04. サイゴン・街角風景

　毎週、スタッフの持ち回りでお届けする「サイゴン・街角風景」。
今週はJoより、「ベトナム代表がサッカーで勝つと」のお話です。

　現在U-23アジア選手権が開催されており、23日に行われたカタール戦で
ベトナム代表はPK戦をものにして初の決勝進出を決めました。
ベトナム代表はグループリーグ初戦で韓国に敗れたものの、
続くオーストラリア戦で勝利を挙げ、シリア戦で引き分けに持ち込み、
準々決勝にコマを進めました。準々決勝、準決勝とともに接戦で
PK戦を勝ち上がって勢いづいており、27日のウズベキスタンとの
決勝が今から楽しみです。

　
さてアジア選手権の話はこれぐらいにして、ベトナム代表がサッカーで
勝つとどうなるかということをお伝えしたかったのですが、
ワールドカップ予選しかり、アジア選手権しかり、私が知る20年前から
ベトナム代表が勝利を挙げるたびに道路は金星紅旗(ベトナムの国旗)で
溢れかえり、「ベトナム・チャンピオン」の掛け声が至る所でこだまし、
外国人であろうが、赤の他人でであろうが、今日の勝利を共に祝う者は
手に手を取り合い、皆笑顔で、人類皆兄弟という感じになります。

　
写真は昨日仕事を終え帰宅途中の様子ですが、大通りに出たところは
すでに大渋滞、歩道では道行くバイクと次々とハイタッチする人々、
路上ではゴミ収集車用の大きなごみ箱を路上に倒し太鼓代わりに
ドンドンたたく若者、赤ちゃんにベトナム国旗の鉢巻きをさせ家族4人で
意気揚々と路上に繰り出す家族たち、しばらくこのような光景を
見る機会がありませんでしたが、初めてベトナムに来た時に
見た光景と変わらぬベトナム人の愛国心？お祭り気質？を目の
当たりにして、なぜかほっとしている自分がいたのに気づきました。

（photo by Jo）
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今回は、ここまでです。
最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。
今後とも、「ベトナム株・経済情報」をよろしくお願いいたします。

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